安全に関する情報は、各自で最新情報をご確認のうえ、本記事は自己責任のもとご活用ください。
低体温症というと真冬をイメージしがちだが、実際には季節を問わず起こり得る。 海風にさらされ続けたり、衣服が濡れたままだったりすると、体温はどんどん奪われていく。 堤防・磯はもちろん、渡船やボートでの釣りでも注意しておきたい。
低体温症は、体の中心部の体温が下がることで起こる。 症状は体温の低下段階によって変わるとされる。 軽度のうちは意識ははっきりしているものの、体が震え始める。 中等度以降になると、逆に震えが消え、無関心な様子になっていく。 重度になると、錯乱や見当識障害(つじつまの合わないことを言う)、ふらつきが現れるとされる。 震えていた人が温まらないまま震えが止まるのは、回復のサインではなく、むしろ重症化のサインだという。
風速1メートルにつき、体感温度は約1度下がるとされ、海上・堤防では風対策が特に重要になる。 ウインドブレーカーやレインウェアなど、風を防ぐ上着を用意しておこう。 衣服が濡れたら、できるだけ早く着替える。 重ね着で空気の層を作ることも、保温性を高める助けになる。 寒さを感じたら我慢せず、早めに休憩や防寒対策を取ることが一番の予防になる。
錯乱や意識障害など重度の症状が疑われる場合は、速やかに救急要請し、医療機関を受診すること。
まず、風や水を避けられる場所へ移動する。 濡れた衣服は脱がせ、乾いた衣類やタオルで体を拭く。 アルミ保温シートや毛布で体を包み、それ以上の体温低下を防ぐ。 意識がはっきりしない、震えが止まっているのに顔色が悪いといった場合は、自己判断で温めようとせず、速やかに119番へ連絡する。
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