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安全・海の危険 閲覧数: 12

危険生物(釣り場で遭遇しやすい毒を持つ魚・生き物)

堤防や磯で釣りをしていると、狙っていない魚(外道)として、毒棘や鋭い歯を持つ危険な生物が針にかかることがある。 見た目が地味だったり小さかったりすると油断しがちだが、素手で触れてしまい痛い思いをする釣り人は少なくない。 代表的な危険生物の特徴と、遭遇したときの心構えを知っておこう。

釣り場で出会う代表的な危険生物

ゴンズイは、体長20センチほどのナマズの仲間で、夜釣りでよく見かける。 黒地に黄色い縞模様という、いかにも危険そうな色をしており、背びれ・胸びれに毒棘を持つ。

アイゴは、堤防のサビキ釣りやフカセ釣りで外道として頻繁に釣れる、遭遇率の高い魚である。 背びれ・腹びれ・尻びれの棘に毒があり、刺されると激しい痛みが数時間から数日続くことがあるとされる。 毒は魚が死んだ後も棘に残るとされ、締めた後や持ち帰った後に不用意に触れて刺されるケースもあるという。

ハオコゼは、見た目がカサゴなどの根魚によく似た小型の魚である。 一見おとなしそうだが、背びれに鋭い毒針を隠し持っている。 近縁のオニダルマオコゼは猛毒を持つことで知られ、南日本や沖縄の浅い砂地に石そっくりの姿で潜んでいることがある。 気づかずに踏んでしまうことで刺される事故が起きているとされる。

アカエイは、尾に返しの付いた大きな毒棘を持つ。 刺されると激痛が走るだけでなく、症状によっては吐き気や発汗、全身の痙攣を伴うこともあるとされる。

ミノカサゴは、ひらひらとした美しい背びれ・腹びれの中に毒を隠している。 刺されると激しい痛みを感じるとされる。

ガンガゼは魚ではなく、細く鋭い毒棘を持つウニの仲間である。 磯やテトラポッドの岩陰、浅い潮だまりに潜んでいることが多く、足を滑らせたり不用意に手をついたりして刺される事故が起きている。 棘は非常に折れやすく、刺さると体内に残って抜けにくいとされる。

これらの症状の強さには個人差があるため、一概には言えない。

触らない・踏まないための工夫

見慣れない魚や、派手な色・模様の魚は、素手で触らないのが基本である。 針を外すときは、フィッシュグリップやプライヤーなど専用の道具を使うとよい。 タモ網で取り込んだ魚を地面に置いたときは、素足で踏んでしまわないよう注意する。 堤防や磯では、こうした生物が水中に潜んでいる可能性を踏まえ、不用意に手足を水に入れないようにする。 特に磯場や潮だまりを歩くときは、ガンガゼなどの棘を踏んでしまわないよう、サンダルではなく足元の安全・滑り止めの靴で紹介している滑り止めの靴を履いておきたい。

もしも刺されてしまったら

応急処置はあくまで一次的な目安である。症状が強い、広がる、意識障害や呼吸困難を伴うといった場合は、速やかに医療機関を受診すること。

まず、患部を真水または海水でよく洗う。 魚の毒の多くはたんぱく質性で熱に弱いとされ、やけどしない程度(目安として40〜45度程度)のお湯に患部を浸すと、痛みが和らぐことがあるとされる。 ガンガゼなどウニの棘が刺さった場合は、無理に押し出そうとせず、ピンセットなどで取れる範囲の棘を取り除いたうえで洗浄する。 棘は折れて体内に残りやすいとされ、取りきれない場合は病院でレントゲン検査を受けて残った棘を除去してもらう必要がある。 それでも痛みが強い、症状が広がる、体調に異変を感じるといった場合は、自己判断で済ませず病院を受診すること。

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