安全に関する情報は、各自で最新情報をご確認のうえ、本記事は自己責任のもとご活用ください。
堤防の先に積まれた消波ブロック(通称テトラポッド)は、ストラクチャの特性から魅力的なポイントに見えることがある。 しかし、その見た目とは裏腹に、釣り人の事故が最も多く起きている場所の一つでもある。
消波ブロックは、波の力を弱めるための構造物であり、人が乗ることを前提には作られていない。 表面は濡れると非常に滑りやすく、ブロック同士の隙間に足を取られやすい。 一度隙間に落ちてしまうと、足場が不安定で自力で這い上がるのが難しく、周囲からの引き上げも困難だとされる。 海上保安庁の統計などでも、釣り中の死亡・行方不明事故の多くが海中への転落によるものとされており、消波ブロックからの転落はその代表的な状況の一つとして紹介されている。
消波ブロックの上には絶対に乗らない、というのが最大の安全対策である。 「立入禁止」の表示がある区域にも入らない。 他の釣り人が消波ブロック上で釣りをしていても、それに倣って立ち入らないようにする。 なお、manner_private_property.mdでは立入禁止区域についてマナー・法令の観点から扱っているが、本記事はあくまで生命に関わる危険性の観点から扱っている。
足場が整備された釣り施設などを除き、どうしても消波ブロック周辺で釣りをする場合は、ライフジャケットの着用や複数人での行動など、他の安全対策とあわせて慎重に判断してほしい。
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